主な種類と特徴

日本名では「ちしゃ」ともいいますが、主な種類としては結球レタス、結球しない葉レタス、半結球の立ちレタス、茎が伸び葉を順次掻きとって食べる茎レタスの4種類をあげることができます。また、歯ざわりについても感触が違うものがあり、パリパリしたタイプ(クリスプ・ヘッド型)と柔らかいタイプ(バター・ヘッド型)があります。
*結球レタス<結球レタス、サラダ菜> 国内で最も流通しているレタスで、葉はパリパリとした感触をしているため、クリスプ(英語でパリパリとした食感のこと)・ヘッドとも呼ばれています。これとは別に、サラダ菜に代表される葉の巻きが緩やかな結球レタスもあり、葉がやわらかく、バターを塗ったような油滑感からバター・ヘッドと呼ばれています。
*葉レタス<サニーレタス、グリーンリーフ、フリルレタス> 野生種に最も近い非結球レタスで、柔らかく葉先が赤褐色を帯びたサニーレタス、全体的に緑色の鮮やかなグリーンリーフ、葉が厚くフリル状になっているフリルレタス等、様々なタイプのものが流通しています。
*立ちレタス<コスレタス> 縦に長く結球しますが上のほうは閉じません。葉柄は太く先がとがった長楕円形で葉の巻きが緩いのが特徴です。若い葉は柔らかく、かすかな甘みと苦みがあります。葉がしっかりしているので炒め物やおひたし等火を使う料理やシーザーサラダによく使われます。

栄養素・機能性成分

 レタスの大部分は水分ですが、ビタミンKやカリウムが豊富に含まれています。ビタミンKは骨の形成に欠かせない成分で、骨粗しょう症を予防する効果があります。カリウムは塩分を体外に排出する作用があるので、塩分が気になる際に利用するとよいでしょう。そのほか、ビタミンB1やビタミンCがバランスよく含まれており、ビタミンB1には筋肉疲労の回復効果が、抗酸化作用があるビタミンCには、正常な細胞を保護する効果があります。

選び方

 結球レタスは、葉が淡い緑色のものが良く、固く巻いたものは老化している可能性があるので避けましょう。葉レタスは葉先が色濃くて、パリッとみずみずしいものが良品です。古くなると苦味が出やすくなるため、なるべく新しいものを選びましょう。また、白くて10円玉ほどの大きさの切り口が新鮮さの証拠ですので、切り口を見るとよいでしょう。

保存方法

 レタスは鮮度が落ちやすく乾燥に弱い野菜です。切り口に湿らせたキッチンペーパーをあて、最初にはがした外葉でくるみ、ラップやポリ袋で保存すると長持ちします。冷凍したレタスは生食には向きませんが、炒め物やスープ等の加熱調理には使えます。冷凍する場合は、洗って水をよく切り適当な大きさにちぎったものをポリ袋に入れましょう。古くなると苦みが出てくるので、早めに食べ切りましょう。

*このコーナーの文章は、独立行政法人/農畜産業振興機構 「野菜ブック 食育のために」. から引用させていただいています。