主な種類と特徴

えんどうのうち若いさやごと食ベるものを実えんどう(又はグリーンピース) といいます。 また、完熟の実を⾖⼤福等に⽤いるえんどう⾖があり、 えんどうは成熟するまでの各過程で味わうことができる作物です。さやえんどうは、網さや種と大さや種に分けられます。近年では、⾖がグリーンピースほどの⼤きさになってもさやごと⾷ベられるスナップえんどうが開発され、⽇本でも昭和50年代から流通しています。 なお、発芽させたい若い茎葉を⾷ベるものを⾖苗といいます。
*スナップえんどう アメリ⼒で開発されたもので、 曰本では昭和50年代から流通しています。豆が熟してもさやや豆が固くならず、さやごと食べられます。
*実えんどう 完熟する前のさやの中の末熟な豆を食べるえんとうの品種です。ほとんとが缶詰や冷凍食品に加工されており、一年中手に入りますが、生ものの風味は格別で4月~6⽉が旬です。実えんどうは、関東地万ではグリーンビースとして親しまれていますが、関⻄地⽅では、うすいえんどうが春を告げる食材として親しまれています。なお、うすいえんどうは、⼤阪府⽻曳野市碓井で栽培されたのが名前の由来になっています。現在では、和歌山県が一大産地になっており主に関西地域で流通、消費されています。
*豆苗 えんとうの若い茎葉を利⽤する中野菜です。えんどうの風末と香りがあり、炒め物や料理のつま、スープ等に⽤いられます。

栄養素・機能性成分

 さやえんとうは⼒⼝テンを含む緑黄色野菜です。カ⼝テンは、⽼化やがんの抑制に効果的といわれています。 また、100gあたりのビ⼣ミンC含有量はいちごとほぽ同等です。ビタミンCは、強い抗酸化力により脂質の酸化を防いで⽣活習慣病を予防する効果や細胞の⽼化を予防する効果があります。そのほかけがや内出⾎を起こした時に⽌⾎する働きがあるビタミンK、赤血球の生成や細胞の新生に必要な葉酸、腸内環境を整えて便秘を予防する⾷物縮維、糖質の代謝をサポートして疲労回復に効果的なビタミンB1等も含みます。

選び方

 鮮やかな緑⾊で、全体にハリとツヤがありみずみずしいものを選びましょう。ひげが荼⾊く変⾊しているものは鮮度が落ちているので避け、ひげが白くピンとしている新鮮なものを選ぴましょう。若いさやを食ベるさやえんとうは収穫適度が短く、収穫の若⼲の遅れでもさやの肥⼤が進んでしまいます。さやの中の⾖が膨れたものは収棲時期をすぎている可能性があるので、さやが薄く豆が小米ななもの選びましょう。スナップえんどうは豆がぎっしり詰まり、さやがふっくらしているものを選ぴましょう。

保存方法

 乾燥しないように新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に⼊れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。冷凍保存する際は、かためにゆでて⽔気をしっかりと切り、密閉袋に⼊ れて冷凍します。

*このコーナーの文章は、独立行政法人/農畜産業振興機構 「野菜ブック 食育のために」. から引用させていただいています。